一人暮らしと電話

個人で仕事をしながらの「一人暮らし」は結構寂しいものです。 毎日一人で生活をしている訳で、仕事の電話でもないと人と話す事がなく、 何日も人と話さないなんて日々が続いていたものです。 言葉を交わすと言えば、買い物をした時に、お店のおばさんと一言二言話すぐらい、 毎日静かに無言で生活をしていました。

そんな生活をしていると話をするのも、忘れてしまいそうになってきます。 同じように個人で仕事をしながら「一人暮らし」をしている男友達がいて、 お互い寂しさを紛らわす為に、どちらからともなく電話をするようになり、 その内夜には毎日電話をするようになりました。

何を話す訳でもなく、ただ人と話す行為をしたかっただけなのかも知れませんが、 それがどんどんとエスカレートしてきて、1時間、2時間と話すようになり、 男同士の電話としてはちょっとふさわしくない長電話になってしまいました。 やっぱり長電話は女性の方が似合っている感じがします。 男同士が夜になると毎日電話し合うというのは、いくら「一人暮らし」の寂しさを紛らわすにしても、 照れくさくなり少しずつ電話する回数も減り、 その内には必要な時だけ電話をする、以前のような電話に戻りました。

お互い数年後結婚をして、電話をする回数もほとんどなく今ではメールでのやり取りになっていますが、 今思い出してみると、良く毎日そんなに話をしていたものだと思います。 お互いにおしゃべりが好きなタイプでもなかったのですが、 やっぱり「一人暮らし」の寂しさからの行動だったのでしょうか。

女性の一人暮らしで困ったこと

社会人でありながら専門の学校に通うことになり、通勤・通学ともに便利な場所に住むため、 一人暮らしを始めることにしました。 お部屋探しにはじまり、契約、引っ越し・・・何から何まで初めての体験でした。 そしていざ生活がはじまりました。住み始めて2日目にホームシックがやってきました。 私はあまり親に依存するタイプではなかったので、まさか自分が・・・とびっくりしたものです。 それも数日でおさまり、仕事と勉強に追われる日々をすごしていました。

ある日のことです。仕事から帰ると、キッチンのコーナーあたりで黒い物体が視野に入ってきたのです。 見間違えるはずはありません。 それは間違いなく私が何より幽霊より怖いゴキブリでした。 今にも逃げ出したい欲求にかられましたが、 一人暮らしをしているという責任感も心のどこかに残っていました。 いつか来るであろうこの時のために購入していた、 殺虫剤を片手にヤツと対峙することを決断しました。

そして10分ほどにらみあった末、プシューと思いっきり噴射したのです。 すると、ヤツがこちらに向かって全速力で走ってくるではないですか。 大絶叫している私をよそに、ヤツはトイレのドア下の隙間へ消えてゆきました。 動転してしまった私は泣きながら実家へ帰りました。

翌日仕事へ行った私の代わりに、母が一人暮らしの部屋へ様子を見に行ってくれましたが、 ヤツを見つけることは出来ませんでした。私は部屋へ帰りました。 そしておそるおそるトイレのドアを開けると・・・ ひっくり返ったヤツが私を出迎えてくれていたのです。 キョーレツな体験でした。 それ以降、ヤツに遭遇することはありませんでしたが、 しばらくはヤツの幻影に怯える日々だったことを思い出します。 一人暮らしというのは、自由で楽しい反面、 こういった困った事態がおこることも頭に入れておかなければいけませんね。

専門学校の時に名古屋で一人暮らし

私の通っていた看護師の専門学校は4年制でした。 ですので4年間は最低、名古屋の女子寮での一人暮らしが必要です。 一人暮らしを始めて半ばホームシックにもなりましたが、 家族や友人に助けられなんとか克服しました。 一人暮らしの生活にもなれ、学校の友達とも頻繁に遊ぶようになり、 看護師見習いとしての病院での仕事もしていました。

こんなことも出来たのも一人暮らししていたから出来たと思います。 また、名古屋で一人暮らしして良かったと思うことは、北海道出身の私にしてみると、 ファッションセンスが違うことで、名古屋にいた間は名古屋嬢な感じの服をきていました。 地元でそんな格好をしているととても目立ちます。

また、新幹線や夜行バスで東京ディズニーランドや富士急ハイランド、USJ、 長島スパランドなどのテーマパークに飛行機に乗らずして行くことが出来るので、 貴重な経験を出来たと思っています。 デメリットとしては、尋常ではないほどの暑さと湿気です。 クーラー無しでは生活できませんでした。 また、初めてのゴキブリも体験しました。 クワガタなどの昆虫は触れますが、同じ色や形ですが、あの早く走る姿と触覚が気持ち悪く、 毎月バルサンしてゴキブリやダニが増えないようにしていました。

また、冬の寒さもにも悩まされました。 北海道の窓は2重窓ではないので隙間風が結構入ってきてエアコンの暖房しかなかったので、 足元がとでも寒く寒冷湿疹ができてしまったほどです。 遊ぶところとしては最高ですが住むとなると難を感じて、 卒業と同時に名古屋から北海道に帰りました。